×

【初心者向け】今日からできる動画撮影のテクニック集!動画の品質をレベルアップしよう

2021年1月18日
,
Pocket

最近は動画撮影が非常にカジュアル化しています。毎日の生活の中で人と共有したい場面に遭遇した時、一昔前なら写真で済ませていたけれど今は動画を撮る、という方も多いのではないでしょうか。

しかし、動画撮影を体系立てて習う機会は普通ない為、多くの人が我流で撮っているのもまた事実です。撮影機材の進歩もあり、我流でもある程度の映像にはなるのですが、簡単なコツを押さえるだけで見違えるように質は上がります。

この記事でそんなテクニックを身に付けて、ぜひ「より映える」動画を撮影してみてください。

構図のポイント

構図のポイント

構図と言うと身構えてしまう方もいるかもしれません。でも心配は無用です。
絵心がなくても、簡単な幾つかの約束事を守れば見やすい構図は実現できます。

ではその約束事を具体的に見ていきましょう。

水平なものを水平に撮る

構図の基本は水平です。
水平線や地平線など水平なものが動画の中で斜めにならないように撮ること、これだけで構図が非常に安定します。

但し水平線や地平線は常に見えているものではありませんね。
床と壁の境界線などを水平の基準にしても良いのですが、壁に対し斜めに立っている場合はこの方法も使えません。そういった際は柱など、垂直に立っているものを垂直に撮る、という方法に切り替えると上手くいくこともあります。

しかしながら、そんな基準が何もない森の中などではどうすればいいのかというと最後は自分の感覚です。

基準がどうあれ、なんとなく水平が保たれているように見えればそれでOKなのです。

カメラを安定させる

動画の見やすさの為にはカメラを安定させて撮ることが重要です。カメラを完全に固定するにはやはり三脚が便利ですが、三脚がなくても、不必要にカメラを動かすのをやめるだけで見やすくなります。

例えば小さい動物のようなチョコチョコと動く被写体を逐一追いかけて撮ると、映像がブレてしまい見にくくなります。その動物が一定の範囲内を動いているだけなら、細かい動きを追わずに止めて撮るというのは一つの方法です。
意識的にスポーツ中継を観ると、選手が一瞬画面から外れてもすぐには追わずに待っているカメラマンが多いことが分かります。

コンサート等のステージを客席から見る場合、様々な出演者に目移りすることでしょう。しかし、その目移りのままカメラを動かして撮ると、これもまた非常に不安定な映像になります。視線ほど簡単にはカメラを動かさず、一つの構図をある程度保つことを心がけると見やすくなります。

三脚なしで物理的にカメラを安定させるには、カメラを持つ腕を何かで支えるのが案外効果的です。支えに使うのは自分の体でも、手近な手すりなどでも構いません。

主役を中心に、ただし顔は少し上に

ここからは被写体をいかに画面内に配置するか、という意味での構図を考えていきます。基本的には主役を画面の中心に持ってくるのが原則です。例えばテーブルの上にある果物を撮りたいのなら、その果物を中心にすればほぼ間違いありません。

しかし、この「中心の原則」には大きな例外が存在します。それが人の顔です。

撮りたいものを中心に、という意識が働くあまり顔を中心に撮っている写真や動画は多いのですが、大抵の場合頭の上に余白があり過ぎるように見えてしまいます。顔はあくまでも体と連続しており顔だけで存在している訳ではないからです。

顔は中央より少し上に配置すると気分的にシックリ来る構図になります。

引きと寄り

「引き」「寄り」は元々、専門用語ですが最近はかなり一般化していますね。

人を撮る場合で言えば、モデルさんから遠ざかった(引いた)状態で撮った、周囲の状況も含めて画面に収められた構図のことを「引き」と言います。「寄り」はその逆で顔のアップ等を指し、微妙な表情の変化を伝えることもできます。

このような、両者の質の違いを意識した上でその時々に応じた構図を選ぶことが重要です。その際の判断基準はもちろん、その映像で何を伝えたいかです。映像を見る人は撮影者の意図がハッキリ伝わってくると納得し安心します。

良い構図とは、別の言い方をすれば撮影者の意図が伝わりやすい構図なのです。

カメラを動かす

ここまではいかにカメラを安定させるかを考えてきました。

もちろん意図しないカメラの揺れはないほうが良いのですが、もし意図的に滑らかにカメラを動かせるのであれば、その映像はカメラを固定して撮った場合よりも躍動感に満ちたものになり得ます。

このようなカメラの動きをカメラワークと言いますが、カメラワークは映像作品において非常に重要な要素です。プロの撮影現場に機材が大量に置いてあるシーンを見たことがある方もいるかもしれません。
非常にざっくり言えばその半分は照明に関するもので、残りの半分がカメラワークに関するものです。

そのように大量の機材が必要になる理由は、カメラを複雑かつ滑らかに動かしたいからです。複雑に動かすだけなら撮影者がカメラを持って走り回れば良いですが、そのようにして撮った映像は揺れが激しくて見れたものではないでしょう。その揺れをなくすのに機材の補助が必要になるのです。

一昔前はそれを初心者が真似することは不可能だったのですが、最近ではスマホ用のジンバル(揺れを低減させる装置)等が安価で出ています。上手く使えば非常に効果的な映像になるのは間違いありません。

ちなみに、そのような安定性を追求せず、敢えて手持ちの揺れを持ち味として活かしたような作品も多くあります。良い感じに揺らすことは安定させて撮ること以上に難しく、このレベルになると撮影者のセンスにかかってきます。興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。

画作りのポイント

画作りのポイント

ここからは、更に質の高い動画を撮影する為のプラスアルファのテクニックを紹介していきます。

フォーカス

大抵のカメラにはオートフォーカスの機能が備わっており自動でピントを合わせてくれます。この機能が有効な場面はもちろん多いのですが、撮影の状況によっては逆効果になってしまうこともあるのです。

例えばホワイトボードを使った講義の様子を撮影する場合。ピントはホワイトボード上の文字に合っているのが望ましいですが、講師がホワイトボードに何か書くたびに講師の手にピントが合ってしまっている動画をよく見かけます。

このように、カメラの前を一時的に何かが横切ったとしてもそれに注目する必要がない場合、一度ピントを合わせた後にオートフォーカスを切ったほうが狙い通りの結果が得られます。

露出と太陽光線

フォーカスと同じくらい重要なカメラの設定項目が露出です。
露出というのはカメラが光を採り入れる度合いのことで、沢山光を採り入れれば明るい画面になります。大抵のカメラは自動で露出を調節してくれますが、これも状況によっては手動のほうが良い結果になります。

例えば野外で太陽を背にした人物を撮る場合、逆光で顔が暗くなってしまうことはよくあります。
しかし逆光とはいえ昼の野外なので、夜の部屋よりは明るいはずです。夜の部屋でも問題なく撮れるのですから、問題は逆光やカメラの性能ではなく露出の設定だ、ということになります。こういった場合は手動で露出を上げれば問題解決です。

そして露出さえしっかりコントロールできれば、実は順光より逆光のほうが「映える」ことも多いのです。背中側の光源をバックライトと言いますが、バックライトがあれば被写体の輪郭が光の線として浮かび上がり情報量が増します。
つまり、逆光とは太陽をバックライトの代わりに使う撮影方法なのです。

このように、太陽を照明として意識することで、表現の幅は大きく広がります。

初心者が照明機材を現場に持ち込むのはハードルが高いですが、太陽は持ち込み不要かつ無料です。
唯一の欠点は位置を調節できないことですが、大事なのは被写体、カメラ、照明の相対的な位置関係です。つまり被写体とカメラが動くことで太陽の角度はコントロールできるのです。逆光に限らず、横から光が差し込むパターンなどいろいろ試して好みの照明加減を見つけてください。

まとめ

いかがでしたか?水平なものを水平に撮ったり、カメラを安定させたり、ここでご紹介したテクニックの多くはとても基本的なものですが、これらの積み重ねで映像のクオリティは上がっていきます。逆を言えば、クオリティを上げる為の魔法のような方法が存在するわけではありません。基本をおろそかにしないことが、上達への唯一の近道です。

カメラを動かす」で書いたスマホ用ジンバルを使った撮影などはある意味高度なテクニックなのですが、機材自体は安価で手に入り、また使い方も簡単なので実はそれほどハードルが高い訳ではありません。このように機材の進歩により初心者でも挑戦可能になったテクニックはとても多いのです。

これらのテクニックを全部一度に実行するのは難しいかもしれませんが、そんな時にはやりやすそうな1つか2つの方法を試してみてください。きっとそれだけでも効果は現れると思いますよ。是非、動画の撮影を楽しんでください。


Pocket

執筆者
動画・映像クリエイター募集!
登録フォームはこちら
資料ダウンロード

株式会社VIDWEBの動画制作・動画マーケティングに関して分かりやすく説明した資料になります。

関連記事


PAGE TOP