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注目されているパーソナライズド動画

2019年4月19日
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消費者の価値観が多様化した現在、マーケティングの手法も全ての人を対象にしたマスマーケティングから、より標的を絞ったターゲットマーケティングの時代に変化しています。なかでも注目されるのは、趣向や属性を基に顧客一人ひとりに対して個別に行う「One to Oneマーケティング」です。その波は動画にも押し寄せていて、一人ひとりに合わせた「パーソナライズド動画」が脚光を浴びています。

パーソナライズド動画とは?

コカ・コーラのボトルにローマ字で書かれた自分の名前を見つけたという人はいませんか?「ネームボトル」と呼ばれるそのマーケティングこそ、まさに「パーソナライズ」です。

●パーソナライズド動画とは?

パーソナライズ化の動きは動画にも見られます。それが「パーソナライズド動画」です。パーソナライズド動画とは、ユーザーごとにカスタマイズされた動画のことです。動画の中に、個々の視聴者に合わせたテキストや画像、音声を差し込んで作成する方法が一般的です。例えば、企業が顧客データに基づいて作成したその人専用のバースデー動画や、その月の請求金額と内訳をユーザーに解説する請求書動画などに活用されています。

●オンラインで動的に作成

パーソナライズド動画は、オンラインで動画を動的に作成して、視聴してもらう仕組みです。例えば、Facebookは2016年2月4日に12周年を迎えたことを記念し、2月4日を「フレンズデー」として、ユーザーのFacebookアカウントの写真から友達との思い出を動画にまとめるサービスを行いました。これもパーソナライズド動画の一種です。

●パーソナライズド動画の事例

・チューリッヒ保険


自動車事故の解決までの流れを紹介した動画です。冒頭で「こんにちは、佐藤様。チューリッヒへのご連絡ありがとうございます」と特定の個人に向けた動画であることを鮮明に打ち出し、その上で佐藤さんの事故のケースではどのように対処すればいいかを説明しています。

・キャドバリー


イギリスの菓子・飲料メーカー「キャドバリー」が、海外マーケットのシェア拡大のために作成した動画です。Facebookからユーザーの写真や名前を取り込んでパーソナライズド動画を作成。ドアのネームプレートや壁に貼られた写真などがパーソナライズされています。

パーソナライズド動画が注目される理由とは?

パーソナライズド動画がなぜ注目されているのか、その理由はこんなところにあります。

●「One to One」の情報提供

上記の事例を見ればおわかりのように、パーソナライズド動画は顧客一人ひとりの情報に合わせてカスタマイズしているので、視聴者に特別感を与え、自分事と受け止められやすいのが特徴です。「この動画は自分のことだ」と思わせることができれば、コンバージョンにつながりやすく、マーケティングとしては成功といえます。

●リアルタイムに作成可能

パーソナライズド動画は、ユーザーの情報を読み取って、リアルタイムに作成されます。そのため、ショッピングカートに品物を入れたままサイトを離れた顧客に買い物を促すような動画配信が可能です。リアルタイムでOne to Oneな動画を配信できれば、見込み顧客を顧客に、顧客をリピーターやロイヤルカスタマーに育てることもできるでしょう。

●運用コストを抑えられる

保険や医療関係のサービス、公共料金の支払いなど、手続きが煩雑な商品において顧客情報に基づいたパーソナライズド動画を一人ひとりに作成すれば、ユーザーにわかりやすく説明することができます。その結果、カスタマーサービスにかかる経費の削減につながるでしょう。

パーソナライズド動画の活用事例

国内外の企業がパーソナライズド動画をどのように取り入れ、活用しているかについてご紹介します。

●大和ハウス工業

同社は日本で初めて本格的なパーソナライズド動画を作成・配信し、話題となりました。具体的には、メルマガ会員向けに会員一人ひとりの名前を住宅の表札に差し込み、最後に最寄りの住宅展示場を案内するという動画でした。動画メールの開封率は約15%、動画の視聴率は4.9%。視聴完了率は約8割という高い数字でした。

●アトランティス・パラダイス・アイランド

バハマ諸島にあるリゾートホテルで、予約した顧客にパーソナライズド動画を送り、施設の案内やオプションの紹介などをしています。これによって部屋のアップグレードをする人や、オプショナルツアーの参加者が大幅に増えました。

●Lenovo

PCメーカーのLenovoは、ホリデーシーズンのメール・キャンペーンでパーソナライズド動画を作成。前回のキャンペーンと比較してCTR4.5倍を達成しました。さらに、メールへの反応が6カ月以上なかった人の開封率が5倍にアップしました。

まとめ

パーソナライズド動画市場に本格参入するなら今だと言えます。日本ではまだそれほど浸透していないパーソナライズド動画ですが、海外では幅広い業種で活用され、高い成果を上げています。日本でも大手広告代理店が参入するなどして、パーソナライズド動画を簡単に作成できるサービスがいくつか登場しました。どこも本格参入するのはこれから。他社に先駆けて導入するなら今がチャンスです。

<参照>Vidyard(https://www.vidyard.com/)

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