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ターゲットに効率的に配信する動画DSP

2019年6月4日
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動画マーケティングで今や外すことができない手段がオンライン広告です。オンライン広告は、マス媒体以上にターゲットをピンポイントで設定し配信する事が可能です。その反面配信する媒体の数は膨大となり、媒体の配信設定や出稿管理の負担が大きくなります。その様な問題を解決する方法の一つが動画DSPの活用です。今回は動画DSPのメリットやサービスを選定するポイントについてご紹介します。

動画DSPの基礎知識

●DSPとは

DSPとは「Demand-Side Platform」の略で、Demand-Sideとは広告主側ということです。広告効果を最適化するための、広告主側が使用するツールがDSPです。反対に媒体側が使用する、広告主を最適化するツールをSSP(Supply-Side Platform)と呼びます。
広告主はDSPを使用して、複数のアドエクスチェンジ、複数のアドネットワークに一括して広告配信を行うことができます。広告を配信したいターゲットと予算を設定すれば、後はDSPが自動的に最適な広告配信を行ってくれるので、コストパフォーマンスを高めることができます。

●DSPのメリット

主なメリットはターゲット別に広告を配信できる点です。Cookieやその他の情報から年齢層や性別、Webサイトの閲覧、購入履歴などの情報を集めてターゲットを絞ります。また、ターゲットのエリアや時間帯別の配信など、よりピンポイントな広告配信も可能です。
このように、広告を配信する対象を「ターゲット層」という枠ではなく、もっと明確な「ターゲット」という”人”に絞ることができるのがDSPのメリットです。

広告費がテレビCMなどと比べて低価格であることもメリットです。課金方式も表示回数やクリック回数、表示時間など、DSPによってさまざまな種類がありますので、広告主側に最適なタイプを選ぶことができます。

オンライン広告特有のリターゲティング広告は同じ人に何度も同じ広告が表示されるとこがあるので、それを不快に感じるユーザーもいます。「まるで広告にストーカーされているみたい」という感覚をユーザーに起こさせないよう、表示回数を絞った設定も可能です。

また、データによる効果測定も可能ですので、手動で広告を配信した場合とDSPを活用した場合を比較して効果検証を行い、より効果の高いほうを選ぶという使い方ができます。

動画DSPを選ぶときのポイント

動画DSPサービスにもさまざまな種類があります。ここではサービスの比較ポイントについて解説します。

●広告枠の数と種類

配信出来る広告枠が多いほうが、もちろん有利です。YouTubeやYahoo!JAPANなどがその代表です。最近では、スマホをはじめモバイルユーザー層が大幅に増えているため、モバイルに対応しているかどうかも重要なポイントです。

DSPによって配信が得意なデバイスが異なります。PCが主流の場合もあれば、スマホやタブレットなどのモバイルに対応しているものもあります。広告を配信したいターゲットの年齢層や性別などによって、配信出来るデバイスを選定する必要があります。

若年層ではPCを使用せずに、スマホしか使わないという人も数多くいます。若年層をターゲットにする場合は、モバイルへの対応にどの程度最適化出来るのかも判断基準の一つです。

●最適化機能

DSPでいう最適化とは、配信した広告から得られたデータを基に次の配信を調整することです。具体的には、「どの時間帯にクリックされやすいか」「どのようなサイトで表示したものがクリックされやすいか」などのデータを分析して、より効果が高くなるような配信に変えていきます。それぞれのDSPの特徴と自社が求める最適化の基準と照らし合わせて選定する必要があります。

●ターゲティング機能

広告を配信するにあたり重要な機能がターゲティング機能です。Cookieの情報などを基にさまざまな層に絞ってアピールすることができます。

サイトの閲覧、購買情報、時間帯別の利用デバイスなどの情報を分析できますので、ユーザーのリアルな行動をビッグデータとして蓄積・管理し、広告配信を最適化する方法を「DMP」(Data Management Platform)と言います。DMPを実装しているかどうかもDSPを選定する際のポイントです。

●ブランドセーフティ機能

アドネットワークの場合、個別の媒体を選定するのでは無いので、配信先がどんなところかは、選ぶことは出来ません。広告を出すことによりブランドの価値やイメージを傷つけたり、毀損したりしないためには、掲載先として不適切な違法・不当サイトへの広告表示を防止する必要があります。これを実現するDSPのブランドセーフティ機能の基準は、重要な選定ポイントです。

おすすめDSPサービスの特徴

主なDSPのサービスを比較し、それぞれの特徴をご紹介します。

●Adobe Marketing Cloud

2006年に米国で創業し世界的に事業展開していたTubeMogulを2016年にAbobe社が買収したDSPです。サイトごとに広告効果を確認したり、配信エリアや配信時間を細かく設定できるという特徴があります。またデスクトップ、モバイル、ストリーミング視聴端末およびTVにわたる動画広告のプランニングと購入を、単一のプラットフォームを通じて行うことのできるサービスを提供しています。

YouTubeをはじめとする多くの配信先があり、コンテンツ再生前に広告を表示する「プリロール動画広告」、コンテンツの途中で再生される「ミッドロール動画広告」、コンテンツを視聴した後で再生される「ポストロール動画広告」など、広告のタイプもさまざまです。

●Yahoo!プレミアムDSP

Yahoo!JAPANが運営するDSPサービスです。日本トップのユーザー数を誇るYahoo! JAPANのページに広告を出すことができるという大きなメリットがあります。月間3億以上に上るユニークユーザー数とそれに基づくデータを分析して広告効果を最適化。モバイルにも対応していて、ターゲットの行動に合わせて広告を配信します。

●Unruly

Unrulyは世界展開するアドテクノロジー企業で、2015年に日本に参入してきました。ネイティブ広告やモバイルにも対応しています。2兆ビューに上る動画視聴に関するデータに加え、視聴者が動画に対してどのような感情を抱いたかを特定する機能を備えているのが特徴です。

●Amazon DSP

ECサイトとして強大なアクセスを誇るAmazonの動画広告サービスは2つあります。
一つは、Amazonのデモグラフィックターゲティングやライフスタイルターゲティングを用いて、トップページや商品詳細ページなどに動画広告の配信を行うことが可能です。そしてもう一つのAmazon DSPは、Amazonが直接買い付けた媒体及び提携ネットワーク媒体のデスクトップ・モバイルビデオにも配信が可能です。アマゾンが保有する購買・閲覧履歴を用いてターゲティングが可能です。

まとめ

動画広告のコストパフォーマンスを向上させるためには、動画DSPの有効活用が欠かせません。より的確にターゲットを絞り込むためにはどのように動画広告を出稿すればよいか、手動での出稿とDSPを比較し効果測定を細かく行いながら、広告の精度を高めていくことが動画マーケティングを成功させるためには必要です。

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