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ソフトウェア業界・通信業界における動画活用・映像活用

2020年9月14日
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ソフトウェア業界や通信業界は形のない製品を扱う業界のため、サービス内容やシステムの内容をユーザーに理解してもらうには工夫が必要です。

その工夫の一つに動画の活用がありますが、動画なら複雑なシステムや使い方などを視覚的に伝えることができるため、ソフトウェアや通信などのIT業界では積極的に活用しているところが増えてきています。

そこで本コラムではまだ動画を活用していないという方に向けて、ソフトウェア業界・通信業界での主な動画活用シーンと制作ポイントを、活用事例を交えて紹介していきます。

ソフトウェア業界・通信業界の主な動画活用シーンとメリット

ソフトウェア業界・通信業界での主な動画活用シーンとメリットをまとめました。

動画の利用シーン メリット
プロモーション動画
  • 製品についての情報を短時間でたくさん伝えることができる
  • 目に留まりやすい
デモ動画
  • 製品の使用感を疑似体験してもらえる
  • 購入前に製品の特徴をしっかり理解してもらいやすく、購入後のトラブル防止になる
マニュアル動画
  • 複雑な操作内容でもわかりやすく説明できる
  • 使い方に関する問い合わせによって発生する顧客対応コストを削減できる
採用動画 仕事内容や職場の雰囲気を伝えやすい

次の章で、上記について詳しく解説していきます。

製品の認知拡大、販売促進には「プロモーション動画」

プロモーション動画は、製品の特徴や使い勝手、メリットなど多くの情報を短時間で伝えることができるのが特徴です。

ソフトウェア・通信業界が扱う製品の多くはオンラインで使用するクラウドサービスですが、クラウドサービスは店頭に並べられる製品ではないため、宣伝は自社サイトやSNS、インターネット広告が主流となっています。

しかし、いくら自社サイトやSNSにサービスの強みや訴求ポイントを書いたところで、説明書のように長い文章だとなかなか読んでもらえません。そこでプロモーション動画を掲載しておくことで、目に止まりやすくなり、認知拡大や販売促進につながます。

プロモーション動画では、製品のコンセプトを伝えて共感を得ることで認知拡大や見込み顧客の拡大が期待できるでしょう。

動画活用事例:会計アプリfreee


会計業務をスマートフォンから全自動で行える、会計アプリfreeeのプロモーション動画です。
実際の使用シーンと簡潔な字幕を入れた30秒間のスピーディーな動画で、売りである「手軽さ」をアピールしています。

この動画のように、ナレーションがなくてもアニメーションを使って重要ポイントを目立たせることで、十分訴求力の高い動画に仕上がるでしょう。

製品の理解度を深めるなら「デモ動画」

デモ動画は、顧客に製品の使用感を疑似体験してもらうための動画です。

形のないモノを扱うソフトウェア業界・通信業界では、客は購入前に実際の製品を手に取って確かめることはできません。しかし、デモ動画では「製品の概要・使い勝手の良さ」などを見込み客に疑似体験してもらうことができるので、製品への理解度を深めたいときに役立ちます。

ソフトウェア購入に与える動画の影響

wyzowlが2020年に行った動画に関するアンケートでは、74%の消費者が動画を見てソフトウェアやアプリを購入することがあると答えています。
Video Marketing Statistics 2020(wyzowl)

このことから、デモ動画で製品の特徴をしっかり理解してもらえれば、製品購入の後押しになるだけでなく、購入後のトラブル防止にもなるでしょう。

あと一歩で製品購入を迷っている見込み客に向けて、実際に製品を利用している顧客による感想や体験談を入れることでより信頼性が増し、より訴求力の高い動画に仕上がります。

動画活用事例:FUJITSU 「future瞬快」


FUJITSUが開発した学習運用システム「future瞬快」のデモ動画です。

タブレットの導入を考えている教育関係者に向けた動画で、アニメーションでシステムの概要と「future瞬快」を導入することで得ることができるメリットを紹介しています。

アニメーションと実際の操作画面を交えながら、「準備」「管理」「ケア」に分けてこのシステムを使うことで業務の効率化ができることをアピールしています。

ソフトウェアやアプリの使い方紹介に「マニュアル動画」

デモ動画は購入前の客に対する動画であるのに対し、マニュアル動画は購入後の顧客へ使い方を詳しく解説する動画です。

マニュアル動画は実際の操作画面を見せながら説明ができるため、複雑な操作内容でも簡単に説明できるのが特徴です。

マニュアル動画を使うことで、顧客側は文章や口頭での説明より操作方法を理解しやすく、サービスを提供する側は使い方についての問い合わせを減らすことができるため顧客の対応コストを削減できるというメリットがあります。

マニュアル動画の制作ポイントは下記の2つです。

紙の説明書では、インデックスで必要な操作項目がどこにあるか確認できるようになっています。マニュアル動画もそれと同じイメージで、使い方を項目ごとに短い動画で説明する方が、視聴者は必要な情報にすぐにたどり着けるでしょう。

また、テロップをたくさん入れてしまうと肝心の使い方に集中できなくなってしまうため、テロップは必要最小限にとどめておくことをおすすめします。

動画活用事例:CrowdWorks 基本操作


日本最大級のクラウドソーシング、CrowdWorksによる基本操作のマニュアル動画です。

スライドと実際の操作画面を組合せながら説明しており、画面下にテロップを入れることで操作画面を邪魔しない作りになっています。また、解説者の顔も映しており、機械的なアニュアル動画ではなく親しみやすい動画になっているのもポイントです。

エンジニアの仕事内容を伝えられる「採用動画」

次は採用マーケティングでの動画活用についてです。

近年は急速なIT業界の発展により、エンジニアの需要がとても高くなっています。しかし「ソフトウェアやアプリを作る」という仕事内容をイメージするのは難しいものです。

システムエンジニアについてのアンケート調査では「システムエンジニアという職業を知っていますか?」という質問に対し、半数以上の人が聞いたことはあるが詳細は知らない、または知らないと答えています。
サクラグ、エンジニアについてのアンケート調査結果発表 エンジニアのイメージは第一位は「激務」 一方で2人に1人が「エンジニアの需要は増えると思っている」

また、「システムエンジニアのイメージを教えてください」という質問には、

という残念な結果になっています。

システムエンジニアという職業のイメージ調査

このことから、ソフトウェア業界・通信業界の採用動画では、まずは正しいエンジニアの仕事内容を理解してもらうことが重要です。

例えば、エンジニアの1日に密着した動画や先輩社員にインタビューして現場の生の声を聞いてもらうことで、エンジニアについての正しい情報を学生に伝えることができるでしょう。

動画活用事例:Sky株式会社 社員インタビュー


民間向けのソフトウェア開発を行うSky株式会社の採用動画です。

インタビュー形式で動画は進んでいき、現役システムエンジニアが仕事内容や仕事を楽しいと感じるときなどに答えています。
現場のスタッフが仕事について語ることによって、仕事内容についてだけではなく実際の職場の雰囲気を伝えやすくなります。「大変そう」というシステムエンジニアのマイナスイメージを払拭するには、こういったインタビュー動画で現役社員から仕事について語ってもらうことがおすすめです。

ソフトウェア業界・通信業界は動画活用が成功のカギを握る

ソフトウェア業界・通信業界は、システムやアプリなどライセンス販売やサブスクリプションにより利益を出すのが一般的なビジネスモデルです。利益を増やすためには解約率を抑える必要がありますが、解約の原因に「製品の使用方法をあまり理解できなかった」ということがあげられます。

そのため、デモ動画やマニュアル動画で製品の使い方や特徴をわかりやすく説明すれば、理解度が増し解約率を抑えることができます。

ソフトウェア業界・通信業界でうまく動画を活用していくことは、売り上げを伸ばす上でとても重要になってくるでしょう。

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