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動画コマース 動画を見ながら、簡単ショッピング

2019年5月29日
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オンラインショッピングは今や流通の一つのチャンネルとして生活に浸透しています。実店舗まで出向かなくても自宅や職場にいながらにして、国内外の商品を手軽に購入できます。EC急成長の大きな背景にはスマートフォンの普及があります。近年のECサイトでは動画を活用して商品紹介をするケースが目立ちますが、中には商品購入ページにいったん飛ばなくても、動画を見ながらそのままショッピングできるサービスも登場しています。
今回はECに動画を活用するメリットと、動画を見ながらそのままショッピングできるサービスの事例、さらにライブ配信で商品購入を促す「ライブコマース」についてご紹介します。

ECサイトに動画を活用するメリット

あらためてECサイトに動画を活用するメリットをお伝えします。

膨大な情報量を簡潔にまとめられる

メリットの一つは、膨大な情報量を簡潔にまとめてユーザーに伝えられるという点です。文章や画像だけで商品の魅力を伝えるには限界がありますが、動画を使うことで、視覚と聴覚にダイレクトに訴えるため、受け身なユーザーに対しても商品の魅力をきちんと伝えられます。
動画の情報量は、テキストと静止画像だけのWebサイト3600ページ分に相当するといわれます。

実際の利用シーンを見せながら商品説明ができる

商品やサービスの説明、マニュアルの解説が得意なのも動画の特徴です。商品の取扱説明書や組み立て方の解説文を読んでもなかなか理解できないことがありますが、動画なら一目瞭然。ユーザーが実際に商品やサービスを利用しているシーンや使用感をインタビューして動画に収めれば、購入を迷っている人の背中を後押しし、コンバージョン率もアップするでしょう。

シェアされやすい

動画はSNSでシェアされやすいというメリットもあります。注目の商品やサービス、あるいは動画としてのクオリティの高さやユニークさなどが評判になれば、魅力がSNSで拡散され、それまで全く興味のなかった層にまで振り向いてもらえるきっかけ作りになります。スマホ全盛の時代において、ECの販促に動画を利用するのはユーザーとのタッチポイントを作る上で必須といえます。

作り手の思いを伝えられる

メッセージ性やストーリー性の高さも動画の特徴です。この特徴を利用し、商品やサービスを開発した人の思いや開発秘話などを動画に盛り込むことで、ユーザーの購買意欲を高めることに役立ちます。効果的なブランディングツールとして活用できるでしょう。

動画コマースの新しい形

動画を視聴しながらLP(ランディングページ)などに遷移することなく、動画上でそのまま商品を購入できる「Shoppable(購入可能な)ビデオ」が話題です。

Shoppableビデオとは

Shoppableビデオとは、動画の画面から直接商品の購入ができるインタラクティブ動画のことです。
ECサイトの動画を見ながら買い物をする場合、これまではいったん商品購入用のCTA(Call to Action)をクリックして別ページに移動する必要がありました。
しかし、Shoppableビデオであれば、商品購入ページへ移動するのに何度もクリックをする必要はなく、動画上で商品を購入できます。中には、動画上で決済可能なサービスもあります。

ECには実際の店舗に行けない忙しい人でも利用できるというメリットがありますが、Shoppableビデオなら、シームレスな購入手続きで、さらなる時間短縮が可能です。
また、動画を見て興味が湧いている状況のまま商品購入ができるため、何度もクリックしているうちに購入熱が冷める心配も少なく、コンバージョン率アップに期待ができるでしょう。オンライン動画のインタラクティブ化に伴い、ECの在り方も大きく変わりそうです。

Shoppableビデオの事例

TED BAKER
ファッションブランドの「TED BAKER」は、登場人物が着用している服や帽子といったアイテムにアイコンを付け、ユーザーがクリックするとそのまま買い物カゴに入れられるという動画サービスを展開しています。それまでのECサイトでも、アイテム画像の拡大や詳細を見ることはできましたが、実際に着ているシーンを見ながらの購入まではできませんでした。

Shoppableビデオの導入で、ユーザーは実際に着用したときの雰囲気をより鮮明にイメージできます。さらに、ビジュアルや音楽なども併用できるので、ブランドの魅力や世界観を余すところなく伝えられます。その結果、ユーザーから高い支持を得ることに成功し、収益アップに貢献しました。

著名人がライブ配信!「ライブコマース」とは

動画コマースの新たな形として「ライブコマース」が注目を集めています。サービスの概要についてご説明します。

ライブコマースとは

ライブコマースとは、著名人やインフルエンサーが動画のライブ配信(生放送)を行い、視聴者とライブでコミュニケーションのやりとりをしながら、商品の購入を促すサービスのことです。中国ではすでに盛んになっており、一般ユーザーが動画を配信して商品の販売などを行っています。

有名企業がライブコマースに参入

日本でもライブコマースに参入する企業が増えています。メルカリは、「ライブフリマ機能」として、アプリ内にライブコマースができる環境を一部リリースしています。最初は著名人によるライブフリマ配信を行い、道端アンジェリカさんや田村淳さんらが配信者として名を連ねました。

ファッション系ECサイト「SHOPLIST」を運営するクルーズも、ライブコマースアプリ「Live Shop!」を運営するCandeeと提携し、ライブコマースチャンネルである「SHOPLIST Live」を開始しています。モデルやインフルエンサーといった著名人が配信チャンネルを開設し、ファッションアイテムなどを紹介しています。

また、DeNAの子会社が運営する「SHOWROOM」も「SHOPROOM」というライブコマースのサービスを開始しています。動画のライブ配信で商品を紹介し、視聴者はリアルタイムで商品の購入ができます。

まとめ

ECサイトにおける動画活用の形は日々進化しています。コンバージョン率を上げるため、Shoppableビデオが大勢になっていくでしょう。その際、機能面の充実だけでなく、動画自体のクオリティを上げることも大切です。いかに商品やサービスが素晴らしいものであっても、それを紹介する動画のクオリティが低いようではユーザーは見向きもせず、SNSで拡散されることもないでしょう。
ターゲットとなるユーザーの嗜好性を理解し、商品やサービスに合わせた適切なブランディング動画を制作して活用することがECサイトの売り上げを大きく左右することになるでしょう。

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